富良野の夏はメロンの季節/月の光で熟れたメロン


 メロンに黄色い花が咲くと、ハウスの中では蜂が花から花 へ懸命に飛び回ります。蜂はメロンの受粉のために飛んでいるつもりはないのでしょうが、蜂が花の中でクルクル回りながら蜜を集めると、全ての雌しべに受粉するので、甘くて丸いきれいなメロンが出来るのです。気温が高いほど蜂は活発に飛んで、花の中でクルクルよく動いてくれます。今年の蜂たちのコンディションは最高です。  


着果して小さな実が着くと、大きくて丸いメロンになりそうな実を1株に4個残して(ほとんど勘ですが)、他の実を摘んでしまいます。またツルが延びすぎないように毎日脇芽を摘まなければなりません。ハウスの中は40℃以上なので重労働です。


 水と温度管理も大切な仕事。水をたくさん与えたメロンは、大きいけど甘味も味も薄くなります。だから着果後水は常に少なめ。収穫直前にはさらに少なくします。  メロンは太陽の光と暑いのが好き。湿度が高いのは嫌いです。反対に夜は冷えて20℃くらいが理想的。昼夜の温度差は20℃以上欲しいです。月のきれいな夜は、放射冷却で夜の気

温が下がります。月の光で熟れた富良野メロンです。


 温度の調節はハウスのビニールの開け閉めで行います。朝昼夕方に大きく開けたり少し閉めたり、雨が降れば夜中でも、長さ100mのハウス25棟に雨が入らないように、しかも風が適度に通り抜けるようにビニールを調節します。


 富良野メロンは、開花から50日目くらいから収穫です。収穫後5日から7日間追熟して、美味しいメロンになります。


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